女子バレー韓国代表のキャプテン、キム・ヨンギョンの韓国帰国が容易ではなさそうだ。
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キム・ヨンギョンがプレーするトルコの女子プロバレーボールリーグは3月中旬、新型コロナウイルスの感染拡大によって暫定的に中断された。
トルコは感染者が指数関数的に増えており、4月1日現在、1万827人を記録している。死者は168人と集計されたが、現地の医療システムが優れているとはいえず、精度と対処能力に対する不安が少なくない。
キム・ヨンギョンが所属するチーム「エジザージュバシュ」も練習をすでに中断しており、感染の脅威が大きいため、リーグ再開の見通しも立っていない。
だがキム・ヨンギョンは、韓国への帰国をなかなか選択できない。
というのも、トルコのリーグの中止が今も決定していないからだ。
エジザージュバシュは今季、ポストシーズンに進出した。本来であれば試合を行わなければならない時期だが、現在の状況で強行は不可能だ。
しかしリーグ中止の結論が、まだ出ていない。当然、選手もチームを離脱することはできない。リーグ側の結論が出なければ、キム・ヨンギョンも何かを選択することができない状況だ。
キム・ヨンギョン側の関係者は「リーグの中止が決定してこそ、帰国も可能になる。1人で判断できないため、待機している状況」と述べた。
キム・ヨンギョンの立場では、一日も早く韓国に戻りたいだろう。韓国の感染者はトルコに比べれば少なく、医療システムも整っている。
実際にイングランド・プレミアリーグでプレーするソン・フンミンは最近、ロンドンを離れて韓国に帰国した。イギリスも新型コロナが深刻であるため、ソン・フンミンは韓国を選択した。2週間の自己隔離を甘受しても、韓国のほうがましという判断だった。
問題は、空しく時間が過ぎると、キム・ヨンギョンの韓国入りがますます難しくなるという点だ。
トルコから韓国に向かう航空便は、カタール経由のものが残っているが、現在の状況が続くと、いつ空の便がなくなるかわからない。韓国からチャーター機を飛ばせて連れてくる方法もあるが、規約はなく、トルコ滞留時間が長くなる可能性がある。
キム・ヨンギョン側の関係者は「ひとまず本人が最大限に気をつけながら生活している。帰国の計画はないが、状況がどう変わるかわからない」と述べた。
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