ランチメニューは“植木鉢”と“マッコリ”!? Kリーグクラブの栄養士がエイプリルフールに“サプライズ”

2020年04月02日 サッカー #Kリーグ
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2020シーズンの開幕が新型コロナウイルス感染症の影響で延期しているKリーグで、エイプリルフールにちなんだとある出来事があったようだ。

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昨シーズンのKリーグ2(2部)を制し、今シーズンから3年ぶりにKリーグ1(1部)の舞台を戦う光州(クァンジュ)FC。

最近では2度のW杯出場経験のあるコスタリカ代表マルコ・ウレーニャ(30)を獲得するなど、着々と準備を進めているようだ。

そんな光州FCだが、4月1日の昼食メニューとしてユニークな食べ物が並んだという。そのメニューとは、なんとミニ植木鉢とマッコリという組み合わせだ。

(写真提供=光州FC)植木鉢を模したカップケーキ

だが、これはエイプリルフール。ミニ植木鉢は本物ではなくカップケーキで、抹茶カステラの上に粉末状のチョコレート菓子とゼリーを載せて土や石を表現。トッナムルで草を表した。

また、マッコリも、米飲料に炭酸水を混ぜて作られた偽物だ。選手たちには、本物さながらのようにやかんと器で提供されていた。

どちらのメニューもすべて、チームのキム・ジユン栄養士がエイプリルフールに合わせて準備したものだという。

ハードな練習をこなした後、予想外のメニューに戸惑いを見せていた選手たちは、キム・ジユン栄養士のメッセージを読んで笑みを浮かべた。看板に書かれたメッセージには以下のように綴られていた。

「エイプリルフールに合わせて準備してみました。新型コロナで大変な時期を送っている光州FCファミリーが、楽しいランチタイムを送ってくれることを願っています」

(写真提供=光州FC)米飲料と炭酸水で作られた“偽”マッコリ

栄養士からの思いがけないサプライズに、キャプテンのヨ・ルムは次のように述べた。

「今日がエイプリルフールだと知らず、そのままやり過ごすところだった。栄養士さんのセンスのおかげで、選手全員が楽しいランチタイムを送ることができた。我々選手だけでなく全国民が苦しい時期を過ごしているが、みんな頑張ってほしい。応援しています」

サプライズを演出したキム・ジユン栄養士は「リーグが延期され、光州FCファミリー全員の疲労が溜まっていると感じて、少しでも助けになろうと準備した。大変で難しいが、力強く乗り越えて活気に満ちた日常が早く戻ってくることを祈る」と経緯を説明した。

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