2020シーズンの開幕が新型コロナウイルス感染症の影響で延期しているKリーグで、エイプリルフールにちなんだとある出来事があったようだ。
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昨シーズンのKリーグ2(2部)を制し、今シーズンから3年ぶりにKリーグ1(1部)の舞台を戦う光州(クァンジュ)FC。
最近では2度のW杯出場経験のあるコスタリカ代表マルコ・ウレーニャ(30)を獲得するなど、着々と準備を進めているようだ。
そんな光州FCだが、4月1日の昼食メニューとしてユニークな食べ物が並んだという。そのメニューとは、なんとミニ植木鉢とマッコリという組み合わせだ。
だが、これはエイプリルフール。ミニ植木鉢は本物ではなくカップケーキで、抹茶カステラの上に粉末状のチョコレート菓子とゼリーを載せて土や石を表現。トッナムルで草を表した。
また、マッコリも、米飲料に炭酸水を混ぜて作られた偽物だ。選手たちには、本物さながらのようにやかんと器で提供されていた。
どちらのメニューもすべて、チームのキム・ジユン栄養士がエイプリルフールに合わせて準備したものだという。
ハードな練習をこなした後、予想外のメニューに戸惑いを見せていた選手たちは、キム・ジユン栄養士のメッセージを読んで笑みを浮かべた。看板に書かれたメッセージには以下のように綴られていた。
「エイプリルフールに合わせて準備してみました。新型コロナで大変な時期を送っている光州FCファミリーが、楽しいランチタイムを送ってくれることを願っています」
栄養士からの思いがけないサプライズに、キャプテンのヨ・ルムは次のように述べた。
「今日がエイプリルフールだと知らず、そのままやり過ごすところだった。栄養士さんのセンスのおかげで、選手全員が楽しいランチタイムを送ることができた。我々選手だけでなく全国民が苦しい時期を過ごしているが、みんな頑張ってほしい。応援しています」
サプライズを演出したキム・ジユン栄養士は「リーグが延期され、光州FCファミリー全員の疲労が溜まっていると感じて、少しでも助けになろうと準備した。大変で難しいが、力強く乗り越えて活気に満ちた日常が早く戻ってくることを祈る」と経緯を説明した。
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