サッカー日本A代表とU-23代表を兼任する森保一監督が、2020年東京五輪の延期に伴い、今夏でU-23代表監督の座を降りるとみられている。
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3月30日、日本メディアは「森保監督の“兼任”が解かれる可能性が高まった」と報じた。
森保監督のU-23代表監督契約期間は今年の夏までとなっていた。オリンピックの開催時期に合わせて定められた契約期間だが、東京五輪が来年に延期されたことで、森保監督の“兼任プロジェクト”にも影響が及んでいるという。
本来、2022年カタールW杯アジア2次予選が6月に終了後、9月から始まる最終予選までの休息期間に行われる予定だった東京五輪。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で延期が決まり、状況は複雑化している。
現在、カタールW杯アジア2次予選も、東京五輪と同じく新型コロナによって延期となっている。仮に2次予選を今年中に終えられれば、2021年には最終予選を始めることができる。
最終予選はワールドカップ本選出場のための最後の関門だ。一試合一試合が事実上の決勝戦であり、今まで以上に集中力が求められる。
そのため、最終予選とオリンピック本選が開かれる2021年夏に、森保監督がA代表とU-23代表を両立することは厳しいとみられている。
日本サッカーは直近でも、A代表とU-23代表の日程が被った際にはU-23代表の指揮をコーチに任せていたこともあった。昨月の技術委員会でも、A代表を優先させる認識が確認されていた。
そのため、森保監督は2021年夏に予定されている東京五輪で指揮を執らず、カタールW杯出場のため、A代表が挑む最終予選に全力を尽くすと予想されている。
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