韓国人選手7人目のスペインデビューを飾ったキ・ソンヨン(31・マジョルカ)が、新天地での生活を伝えた。
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去る3月24日(日本時間)、クラブ公式マガジンのインタビューに答えたキ・ソンヨンは、スペインでの近況やデビュー戦などについて、率直な心境を明かした。
「家に閉じ込められているので、室内でトレーニングするしかない」と話すキ・ソンヨンは、「スペインにおける新型コロナウイルス感染症の状況が深刻だ。多くの人が新型コロナに感染している。すべてのリーグが中断され、我々は家にとどまっている」と現状を伝えた。
現在、キ・ソンヨンはスペインで家族と離れている。そのため、彼を心配する知人も多いという。
キ・ソンヨンは「家族とはよく連絡を取っている。今、韓国では(新型コロナの)統制が可能になっているが、ここ(スペイン)はより深刻だ。今はみんな僕を心配している。多くの人が僕の安否を尋ねる。僕はすべてが大丈夫だと伝えたい」と、家族と自身の安否について話した。
スペインでは、新型コロナ感染予防と拡散防止のため全地域で移動制限がなされており、事実上すべての人が自己隔離状態にある。このことについて、キ・ソンヨンはこう語る。
「チーム練習ができず、家にとどまらなければならない状況がとても惜しい。でも、しっかり食事をとって身体を作らなければならない。クラブからは選手別に練習スケジュールとプログラムが提供されており、それを消化している。いつリーグが再開されるかはわからないが、また練習が再開される日を待ち、準備している」
去る2月にマジョルカに加入したキ・ソンヨンは、来る6月末まで4カ月の短期契約を結んだ。そして、3月7日のラ・リーガ第27節エイバル戦で久保建英(18)と交代し、スペインデビューを果たした。
キ・ソンヨンは「エイバル戦で、チームは今季アウェー初勝利を手にした。長い時間プレーはできなかったが、それでもデビュー戦に満足した。1月以降はたったの1試合も出場できなかったため、試合に出られること自体が幸せで興奮した」と当時を振り返る。
初めてのスペイン生活を送るキ・ソンヨンは、新天地で早く適応すべく努力している。
「異なる文化に適応するために努力している。スペイン語を勉強しているが、残念ながら外に出て助けを得られることはできない。スペインについてもっと多く学び、もっとスペイン語を学ばなければならない。そうすれば、マジョルカでの生活もより楽しめるだろう」
そして、「この時間が惜しい。僕たちのチームが良いパフォーマンスを披露していた状況で、すべてのことがストップしてしまったからだ」と、新型コロナの影響でリーグが中断されている現状に悔しさをあらわにした。
不測の事態によってプレーすることすらままならないキ・ソンヨンだが、再びピッチ上で活躍を披露してくれることに期待したい。
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