Kリーグ関係者は「近く理事会を開き、無期限延期となったシーズン開幕日程について再び話し合う予定だ。ただ(Jリーグのように)降格制度についてはまったく議論されていない」と語る。
Jリーグは実行委に先立ち、事務局を中心に各クラブに“降格のないシーズン”についての見解を事前にまとめたという。
Kリーグも、スポーツトト(サッカーくじ)の支援金収益とクラブの営業日数を最大限確保するために、従来の全38節をすべて消化することを優先している。
すなわち、Jリーグのように代表選出が重なる日付にもリーグが開かれる可能性がある。しかしKリーグはJリーグと違って、第33節以後は12チームがファイナルA、Bに分かれて上位・下位リーグを行うなど、リーグの運営方式が異なる。
Kリーグも直ちに“降格のないシーズン”など急激な変化に合意を集めるのは、容易ではなさそうだ。