アメリカで活躍する女子ゴルフのパク・ソンヒョが、自身のファンカフェ(私設ファンクラブのようなもの)の会員たちとともに、一人暮らしの高齢者と低所得世帯の児童のために特別な後援金を準備した。
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新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、地域社会の低所得者層が苦しんでいる中、パク・ソンヒョンのファンコミュニティである『ナムダルラ』(人並外れた、桁外れという意味)の会員252人が、自発的に1833万ウォン(約183万円)を集めた。
この知らせに接したパク・ソンヒョンも、会員たちの募金額だけ寄付することを決め、計3666万ウォン(約367万円)をソウルの社会福祉共同募金「愛の実」に寄付した。
後援金は一人暮らしの老人と低所得の児童に支給するマスク、消毒剤、体温計などを購買するために使われる予定だ。
パク・ソンヒョンは「新型コロナウイルス予防のためのマスク、消毒剤、体温計を用意するのが難しい社会的弱者層の市民たちに、個人衛生用品を伝え、基本的な予防ができる環境作りに少しでも役立ててほしい。早く新型コロナウイルスによる被害が収まり、日常に戻れるようにみんな頑張って一緒に勝ってほしい」と明らかにした。
ソウル「愛の実」のキム・ヨンヒ事務処長は、「温かい活動を続けるパク・ソンヒョン選手とファンクラブの積極的な寄付参加に感謝する。義援金として迅速に危機状況に対処し、必要な所に緊急救護物品を支援する」と明らかにした。
パク・ソンヒョンは2015年12月、「愛の実」アナソサエティーの会員に加入し、累積寄付額は計3億7000万ウォン(約3700万円)を超える。ファンクラブ『ナムダルラ』も「愛の実」リーダーズクラブに加入し、寄付活動を続けている。
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