世界各地を襲っている新型コロナウイルス感染症の事態を受け、2020東京五輪の開催が焦眉の関心事として浮上している中、フランス五輪委員会のデニス・マセグリア会長が、正常開催のためのガイドラインを設定し、注目を集めている。
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ロイター通信は3月17日、マセグリア会長が「新型コロナウイルスの大流行が5月末までに終息しない限り、東京五輪を予定通り開催することはできない」という立場を明らかにしたと報じた。
マセリア会長はインタビューで「コロナ危機が5月末まで続けば東京五輪は予定通り開催できないだろう」とし、「状況が好転しても予選などの問題が残っている。最悪の状況でも代案を探すことはできる」という意見を伝えた。
国際オリンピック委員会(IOC)も東京五輪の開催は、開幕2カ月前の5月末までには決定しなければならないという立場を強調してきた。
IOCは新型コロナウイルス感染拡大によって各種目のオリンピック予選が難航している状況で、各国のオリンピック委員たちと3月17日にテレビ会議を行う予定だ。同会議を通じて、東京五輪開催の輪郭が明らかになるものとみられている。
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