韓国プロ野球のキウム・ヒーローズが、新型コロナウイルスの恐怖からひとまず脱した。
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キウム・ヒーローズの2軍選手の1人は3月16日、発熱の症状で高揚（コヤン）練習場近くの診療所でコロナの検査を受けた。
動線が重なったキウムの1、2軍選手団全員は、すぐに練習を中止し、自宅待機となった。また、その選手と同じ飛行機で台湾から帰国した斗山ベアーズの選手団も練習を中止し、検査結果を待っていた。
幸いなことに、感染を疑われたその選手は3月17日午前、新型コロナ検査の結果、陰性判定を受けた。
キウムのソン・ヒョク監督は「本当にぞっとした」と胸を撫でおろした。もし陽性となっていれば、チームのコンディションがキャンプ前にリセットされる状況に直面するからだ。
ソン監督は、「2週間の隔離となれば、選手たちのコンディションが悪化するどころではない。キャンプ前と同じ状態になるだろう。投手でいえば、また一から再起動することになる。キャッチボール、ブルペンピッチング、そしてライブピッチングといった手順を踏まなければならないが、その期間は少なくとも半月はかかる」と話した。
続いて「今回の事態で感染の危険性を改めて実感した。私たちのチーム全員が警戒心をより持つようになった」と言及した。
キウム・ヒーローズは3月18日まで、選手団に高尺（コチョク）スカイドームへの出入りを禁じた。感染を疑われた選手の検査結果が、3月17～18日の間に出るとされたからだ。
しかし陰性判定を受け、3月18日に紅白戦を行うことを決定。以降の練習は、3日間のトレーニング、1日の休息とし、紅白戦は1日置きに進行する。
一方、キウム・ヒーローズは新型コロナの恐怖から脱したが、その恐怖はSKワイバーンズへと向かった。
SKワイバーンズの協力関係である業者の従業員1人が、新型コロナ感染の判定を受けた。SKはマニュアルに基づいて3月17日からチームのトレーニングを中断している。
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