日本の本田圭佑がボタフォゴで鮮烈なブラジル・デビューした中、ブラジルで起こったもうひとつの出来事が話題だ。
新型コロナウイルス感染症で世界のプロサッカー・リーグの大半が止まっている中、王国ブラジルは今もリーグを進めている。選手たちはそれに抗議する意味を込めて、マスクを着用して競技場に入場した。
【関連】「彼こそ日本サッカーの象徴」熟練記者たちが語った“本田圭佑”のスゴさ
3月15日(現地時間)、ブラジルのグレミオの選手らは新型コロナウイルス感染拡大にもかかわらず、リーグを強行する事務局に抗議する意味でマスクをつけてスタジアムに入場する姿を見せた。
グレミオはこの日、サン・ルイスと無観客試合でリーグ戦日程を行った。グレミオの選手たち試合中はマスクをつけずにプレーした。
グレミオの監督は「選手たちのこうした抗議は私たちの健康と生命を守るためのもの」と説明した。
一方、ヨーロッパではすでに大部分のサッカーリーグが来月まで一時中断、または中止となった。新型コロナウイルスの余波を深刻に受け止め、国民の健康のためにリーグを中断したのだ。
ただ、ロシアとトルコのプロリーグはブラジルのように新型コロナウイルスの影響があってもリーグ戦を進めている。
前へ
次へ