3月の初ゴールを狙う元ガンバ大阪ファン・ウィジョ（27・ボルドー）は、4試合未勝利と苦しむチームの救世主となれるだろうか。
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ボルドーは、来る3月15日（日本時間）にリーグ・アン第29節スタッド・レンヌ戦をホームで迎える。
2月に3ゴールを挙げたファン・ウィジョは今、絶頂のゴール感覚を誇る。得意のミドルシュートだけでなく、ヘディングでも得点できることを自ら証明してみせた。リーグ首位を独走するパリ・サンジェルマン相手にもヘディングで先制点を叩き込んでおり、勢いに乗ったかに見えた。
しかし、ファン・ウィジョは3月に入り未だゴールとアシストどちらも記録できていない。フル出場した去る2日のニース戦は結果を残せず、8日のサンテティエンヌ戦は後半27分から途中出場し、積極的な動きを見せたがゴールにはつながらなかった。
昨夏にボルドーに加入したファン・ウィジョは、ここまで今シーズン6得点にとどまっている。デビューシーズンで2ケタ台のゴールを生み出すには、さらなる奮発が必要だ。
また、低迷するボルドーを救うべくファン・ウィジョにはフィニッシャーとしての役割も求められる。
2-1で勝利した2月9日の第24節メス戦以降、1か月以上勝ち星がないボルドーは、直近4試合で1分3敗と不振を極めている。勝ち点を積めずにいるため、順位争いでも遅れが生じている。
ボルドーは現在、勝ち点37で12位に位置する。来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権がかかる3位スタッド・レンヌ（勝ち点50）と4位リール（勝ち点49）との差は大きく開いてしまっている。
しかし、5位スタッド・ランス（勝ち点41）は射程圏内にある。次戦で上位のスタッド・レンヌ相手に勝利をもぎ取れれば、勢いが増すことは間違いないだろう。
さらに、ファン・ウィジョは直近の試合で途中出場にとどまったため、体力の温存もなされている状態にある。
初めてのリーグ・アンでポジティブなシーズンを送っているファン・ウィジョ。スタッド・レンヌ戦で3月初ゴールを決め、チームの不振脱出に貢献できるか注目してみたい。
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