ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(25)が“二刀流”への復帰を進めている。
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メジャーリーグ公式ホームページの『MLB.com』は、3月11日(現地時間)にエンゼルス率いるジョー・マドン監督の言葉を引用し、大谷の投手復帰のシナリオを明かした。
オークランド・アスレチックスとの練習試合が雨で中止となった後、現地メディアの取材に応じたマドン監督は「大谷が5月中旬にピッチングする準備ができれば、日曜日ではなく水曜日に登板させる計画だ」と話した。
続けて「日程を鑑みれば、誰でもそれが常識的だと考えるだろう」と明かした。
この見解は一見妥当だ。今シーズンのスケジュール上、大谷の復帰以降は木曜日の休みが増える。仮に水曜日に登板すれば、1日十分な休養を取った後、金曜日に指名打者としてバッターボックスに立つことができる。
『MLB.com』は「また仮定に過ぎないが、大谷が5月13日か28日、もしくは6月11日か25日に復帰した場合、翌日の木曜日は試合がない。その間、6月8日までに月曜の休息日だけがある」と伝えた。
投打の“二刀流”でメジャーに旋風を巻き起こした大谷は、メジャーデビューシーズンの2018年からずっと手術台に上がっている。同年10月には右ひじの手術を受けると、バッターとしてのみプレーした昨年には9月に左ひざ手術も行った。まだ完全な回復ができていない状況で、投球練習のスケジュールも全体的に遅れることとなった。
ビリー・エップラーGMは「大谷は5月中旬以降に投手として出場できると期待している。まずは指名打者としてシーズンを始める」と春季キャンプで明かしていた。球団は大谷を負傷者名簿に挙げず、打者として起用しつつマイナーリーグでのリハビリ登板を通じ、ピッチングのコンディションを引き上げる予定だ。
最近変更がなされたメジャーの規定により、投打を兼任する選手はこのような運営がされている。
大谷は、現在行われている練習試合では打者としてのみ出場している。そして、キャンプではブルペン投球を消化しピッチングのコンディションを引き上げている。
マドン監督は「大谷が健康であることを願う。そうすれば、彼は特別な選手となれるだろう」と期待を語った。
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