後半のインジャリータイムに相手にゴールを許したが、それでも勝利を守り、ビセンテ・モレノ監督の戦略は成功を収めた。
マジョルカを率いているモレノ監督は試合後、「3-0のスコアを望むなら、キ・ソンヨンを投入しなかっただろう。しかし彼を起用した。キ・ソンヨンは経験の多い選手だ。最高のフォームではなかったが、不足した部分は経験で満たすことができる」と期待した。
デビュー戦を消化したキ・ソンヨンがチーム内でのポジションを確かなものとするためにはコンディションをさらに引き上げて、チームに適応するための時間が必要だと見られる。
この日の勝利を通じて、18位のマジョルカ(勝ち点25)は順位こそ上げなかったが、残留圏を争う17位セルタ(勝ち点26)や16位エイバル(勝ち点27)への追撃に成功した。キ・ソンヨンがデビュー戦でチームの勝利を守りながら、気持ち良いスタートを切ったわけだ。
マジョルカが1部残留するためにどれだけチームにプラスをもたらせるかは、キ・ソンヨン自身の努力にかかっている。