開店休業状態といっても過言ではない。
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韓国プロサッカーのKリーグは、新型コロナウイルス感染症の影響で開幕が延期となっている。
新型コロナ感染拡大の推移次第で開幕するかどうかを決定するとした韓国プロサッカー連盟の方針によって、韓国プロサッカーは終わりの見えない休息期間に入った。
Kリーグの1部・2部に所属する22クラブの選手たちは、各クラブの集中管理下で新型コロナ予防に全神経を使っている。
各クラブのフロントも、地域社会から選手へ感染する事態を未然に防ぐべく努力している。
しかし、Kリーグ開幕に合わせてすべてのことを準備していたフロントとしては、開店休業状態といっても間違いではない。
各クラブによって状況が異なりはするが、とあるクラブAは「開幕日が定められたわけではないので、具体的なスケジュールを計画することができない。断続的なSNSイベントを行うのが精いっぱいだ」と不安を明かした。
現在の社会状況も相まって、屋外イベントを開催してファンの関心を集めることもできないのだ。
そのため、複数のクラブは平常通り既存の業務を進め、年間スケジュールを補完する計画だという。
だが、Kリーグ開幕日が特定する時期によって、苦悩が増える可能性もある。
とあるクラブBは「開幕延期によって、試合日程が過密になるだろう。平日と週末に試合を行えば、各クラブの収入が減少するはずだ。相対的に平日よりも週末が多いので、例年より減るだろう」としながら、以下のように話した。
「それでも、試合数は維持したほうが良い。仮に減らした場合、各クラブのスポンサー契約によって試合数や中継回数など、スポンサーの露出に関して問題が発生する」
ファンの層が厚いクラブCは、マーチャンダイジングによる商品収入を心配している。「マーチャンダイジングの商品は購買のタイミングというのがある。開幕の時期によって、売り上げに影響が及ぶだろう」と見据えた。
季節限定として販売できるマーチャンダイジングの商品は、天候によって消費者の購買心理を刺激するポイントが異なるため、その影響が大きいという。
大抵の球団は、マーチャンダイジングの商品に対する需要が限られているため、Kリーグ開幕と同時に予想されていた収入は埋められるだろう。ただし、新型コロナによる“無観客試合”が心配の種となるはずだ。
各クラブはそれぞれの事情で現状を嘆いているが、かといって解決できる答えもない。
韓国の全国民が待ち望んでいるように、Kリーグ関係者もやはり安全な状況を確保し、Kリーグ開幕を進行できることを願っているのだ。
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