米国女子(LPGA)ツアーは現在、開店休業状態にある。だが、韓国勢の東京五輪出場争いはさらなる激化を見せている。
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3月2日(日本時間)に発表された世界ランキングで、パク・インビ(31)は前週よりも1つ高い11位にランクアップした。
先月中旬の米国女子ツアー「ISPSハンダ オーストラリア女子オープン」で通算20回目の優勝達成後、一時帰国し休息を取ったパク・インビは、現在アメリカで練習に取り組んでいる。
参加大会数が自然と減少する中でも、先週よりも0.01ポイント高い評価点4.33ポイントを受けているパク・インビ。4.54ポイントのイ・ジョンウン6との差も0.18まで縮まり、トップ10入りも射程圏内に入った。
先週はLPGAツアーが開かれなかったため、パク・インビの順位が上がったことが上位圏の唯一の変動だった。
2位ネリー・コルダ(アメリカ・5.92)、4位ダニエル・カン(アメリカ・5.50)、5位畑岡奈紗(日本・5.36)、7位ブルック・ヘンダーソン(カナダ・4.95)、8位イ・ミンジ(オーストラリア・4.83)、9位レクシー・トンプソン(アメリカ・4.72)らは全員、自身の順位を維持した。
今夏に迫った東京五輪の韓国代表に選ばれるには、6月の世界ランキングを基準に、全体15位以内から韓国人選手の上位4人に与えられる出場権を勝ち取らなければならない。
コ・ジンヨンは8.55で世界ランキング1位を維持し、その後ろを3位パク・ソンヒョン(5.85)と6位キム・セヨン(5.13)が続く。そして、イ・ジョンウン6が死守している韓国勢4番手の座をパク・インビが狙っている。13位のキム・ヒョージュ(3.95)も競争に食らいついている。
新型コロナウイルス感染症による大会中止の影響も色濃い韓国女子ゴルファーの東京五輪出場権争い。今後の競争にも注目したい。
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