トヨタ車両は、日本製品不買運動の影響で2019年の韓国国内販売量が前年比36%も減った。
さらに、一部の市民たちが日本製品不買運動が本格化した後に購入された日本の新車(昨年9月から自動車のナンバープレートの3桁に変更された車両)の不法駐車・停車や信号違反などを申告しており、今までも日本車の購入に対する負担が少なくない。
また、将来の中古車市場を念頭に置くと、あえてスープラを選ぶのではなく、BMW Z4を選んだほうが得策ではないないかという意見もある。
日本車を購入して非難されよりも、むしろBMW Z4のほうが厳しい視線を受けることもなく、車の価格下落も少ないうえ、30台限定輸入車両よりアフターサービス面でも良いのではないかという意見だ。
販売に障害はあるが、30台の完販はさほど難しくないという予想もある。
韓国国内にもスープラ・ファンが多数存在しており、すでに1週間で20台ほど販売されたためだ。
トヨタ・コリアの関係者は「GRスープラ公式発売直後、正月連休が始まったため、正確な販売量集計が行われなかったが、20台以上、70%以上が販売されたと知っている」と話した。
トヨタ・コリアの内部でも30台の完販はそれほど長くはかからないと予想しているが、追加輸入についてはまだ考慮していないという。