旅行プラットフォーム「Klook」が2019年第3四半期の“人気都市ランキング”を公開した。
最近発表された韓国国土交通部の「8月、航空運送の動向」調査によると、8月の航空旅客は1115万人で、旅客全体は過去最高を記録した2018年8月と比較して5.4%増加したと発表した。
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そのなかでも国際線の増加率は4.2%となっており、“日本旅行ボイコット”の影響で海外旅行の需要が中国、アジア、ヨーロッパなどに分散されていることがわかった。
実際に「Klook」の2019年第3四半期基準、韓国人旅行者に人気の都市ランキングを見ても、変化があった。
1位はタイのバンコクとなっており、2位ベトナム・ダナン、3位台北、4位シンガポール、5位インドネシア・バリだった。
前年同期(2018年第3四半期)は、1位香港、2位大阪、3位バリ、4位東京、5位台北だったため、東南アジアの都市の順位が大きく上がったことがわかる。逆に日本の大阪、東京は今回トップ5に入らなかった。
Klookの関係者は「最近、周辺諸国との国際的なイシューで、Klookを利用する旅行者が好む都市は、航空時間が4時間以内の都市を中心に多様化している。天気が徐々に寒くなるほど、暖かい東南アジア地域を選ぶ人はさらに増えると思われる」と述べた。
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