コンビニエンスストア、大手マートなど大型小売店が日本製品の“不買運動”に参加する。
7月25日、業界によると、韓国コンビニ大手であるCU、GS25、セブンイレブン、Eマート24などは、輸入ビールの割引イベントから日本製品を除くことにした。
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CUは8月から、輸入ビール「4缶で1万ウォン(約1000円)」のイベントから日本の酒類をすべて除くことにした。これによってアサヒ、キリン、サッポロ、サントリーなど日本ビール10種と、ほろよい4種が割引イベントから除外される。
GS25も8月から日本ビールの割引イベントを中止する。GS25はさらに、日本企業が買収したコゼルやピルスナー・ウルケルはもちろん、日本酒などのプロモーションも中断する。
またCUとGS25は、エビスなどいくつかの日本輸入ビールの発注自体を中断することにした。
セブンイレブンとEマート24も8月から、輸入ビール割引イベントの対象から日本製品や日本企業が保有するコゼルなどを除外する。
コンビニだけではない。ロッテマートは大型マートとしては初めて、日本ビールの新規発注を中断するとした。ロッテマートは7月26日からアサヒ、キリン、サッポロ、サントリー、エビス、オリオンなど代表的な日本ビール6種の発注中止を決定した。
韓国流通業界のこれらの対応は、日本製品の不買運動が拡散されたことによって、国民感情を考慮した措置と見られる。ただし、これらの措置がすぐに日本ビールの販売中止にはつながらない見通しだ。
あるコンビニ関係者は「店主や消費者の選択肢として、日本ビールの販売自体を中止するわけではない」とし、「また発注を中断するとしても、店頭に入っている商品はそのまま販売する予定」と話した。
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