米誌「世界6位」のNAVERの実態とは? 何がスゴくてどこが評価されたのか

2018年10月19日 社会
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世界的なビジネス誌『FORTUNE』(フォーチュン)が選定する「The Future 50」で、韓国のIT企業NAVER(ネイバー)が6位にランクインされたことがわかった。グローバルIT企業であるNetflix(8位)、アリババ(14位)、アマゾン(29位)、Alphabet(32位)よりも高い評価だ。

「The Future 50」は、『FORTUNE』がボストンコンサルティンググループ(BCG)とともに昨年から、将来の市場をリードする有望企業50社を選定して発表するリストだ。特に今年からは選定範囲がグローバル企業にまで拡大されており、そんななかで韓国企業の可能性も認められたということになる。

(関連記事:韓国の“大企業依存”が深刻化…売り上げ上位10社が同国GDPの44.3%を占める

『FORTUNE』は企業が持つ市場における価値を基盤に算出したMarket Potential(市場潜在力)と戦略、技術R&D投資、構成員、組織構造を分析し、Company’s Capacity(企業の可能性)を基準に成長可能性が高い50社を選定して発表した。

韓国企業のなかでNAVERはトップ。並みいるグローバルIT企業よりも高い順位にランクインしており、未来のグローバルIT市場を先導する有望企業としての可能性が認められたかたちだ。

(写真=『FORTUNE』公式HP)

NAVERは「Internet and Direct Marketing Retail」部門では、中国の旅行プラットフォームCtripと、ファッション・イーコマースプラットフォームVipshopに次いで3位に入っている。

『FORTUNE』はNAVERについて、「クラウドサービスや決済市場など幅広い領域を扱う準備ができている企業。NAVERの子会社LINEは、市場のトレンドとともにある」と評価した。

NAVERは昨年も米ビジネス誌『Forbes』(フォーブス)が選定した「世界で最も革新的な企業100社」の第9位に選ばれるなど、グローバル市場で革新性と潜在力、成長可能性を認められている。

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