4位となったのは、9.26点を得た『風の谷のナウシカ』。
「ジブリの名作。面白さとメッセージ性をうまく取り揃えている」「恐れ多くて評価することすらできない」と、かなりの高評価だ。
3位は、9.3点の『天空の城ラピュタ』。
ネット民からは、「日本という国を見直すきっかけになった作品」「これを見てからしばらくの間、雲ばかり見上げることになる」というコメントが寄せられている。
韓国ではあの「バルス」でツイッターが盛り上がらないことが残念な限りだ。
2位となったのは、9.33点の『もののけ姫』。
コメント欄を見てみると「死ぬ前にこんな作品を見ただけで幸せです」「今まで見たなかで最も意味深い作品」「私なんかが点数をつけていい作品ではない」といったコメントが並ぶ。
1位に輝いた作品は、9.37点で『千と千尋の神隠し』だ。
「何度見ても泣いてしまう」「日本最高のアニメ映画」「宮崎駿監督生涯の力作」「今まで製作されたどのアニメも、『千と千尋』を超える作品はなかった」と大好評を得ている同作は、2002年韓国で公開され、日本アニメ映画では初めて観客数200万人を突破した。
2015年には再公開され、観客動員数8万5000人を記録。ジブリの中でも特に根強いファンが多い作品である。
ちなみにワースト作品も紹介しよう。
ジブリ作品の評点が全体的に8.0~9.0点をキープするなか、6.66点にガクッと落ちた作品は『火垂るの墓』だった。そして『コクリコ坂から』が6.08点、『ゲド戦記』が5.16点を記録。
そして最も評価が悪かった作品は、4.54点の『風立ちぬ』である。
ネットでは「失望した」「韓国でこんな映画が公開されたのは悲劇」と、酷評。「日本の右翼映画だ」との批判とともに、累計観客動員数10万人という低調な成績を残した作品となっている。