“週52時間勤務制”を導入した韓国。施行3カ月で働き方はどう変わった?

2018年10月04日 社会
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増加した余暇活動の売上規模は、BCカード基準で約16億ウォン(約1億6000万円)に達した。

ソウル市全体で最も大きい売上の伸び率を示した地域は銅雀(トンジャン)区で、昨年比70.3%も増加。次いで江西(カンソ)区が66.3%増、東大門(トンデムン)区が42.7%増だった。一方で、多くの会社員が勤務する鐘路(チョンノ)区や衿川(クムチョン)区は、余暇活動の売上が昨年比それぞれ7.7%、6.7%減少した。

さらに光化門と板橋の昼食時間における飲食・酒類関連業種の売上は、それほど大きな変化は見られなかったが、同地域の18時以降の飲食・酒類関連業種の売上は、少なくとも10.3%から最大14.7%も減少していたことが明らかになった。

汝矣島と加山デジタル団地の飲食・酒類関連業種の売上は、昨年と同じ水準や多少の増加傾向だった。

KTビッグクデータ事業支援団長ユン・ヘジョン常務は、「サラリーマンの1日当たりの労働時間が減り、出退勤時間が9時・18時に近づいているなど、働き方の質が高まる行動パターンの変化がビッグデータで判明した。KTだけが持つビックデータの分析をもとに、消費者の生活パターンに合う新しいサービスを開発する計画」と話した。

(構成=呉 承鎬)

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