K防疫は崩壊か…初の新規感染者数1000人超えの韓国で起きている“日常的な感染”

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韓国で新型コロナウイルスの“第3波”が拡大しているなか、12月14日に発表された前日の新規感染者数は718人と集計された。

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韓国中央防疫対策本部は12月14日午前0時基準、新型コロナ新規感染者が718人増え、累計4万3484人になったと発表した。新規感染者数は前日(1030人)より312人減った。

前日、新規感染者数が韓国で初めて1000人台を記録したが、この日は大幅に減少し、700人台に落ちた。ただ一時的に減少したものの、新型コロナの感染拡大が落ち着いたと見ることは難しい。平日に比べて検査件数が減少する休日の影響も一部反映されたと思われる。

特に最近になって、学校、職場、各種集まりでの“日常的な感染”に加え、しばらく落ち着きを見せていた宗教施設や老人ホームでも新たな集団感染が続出している。ウイルスの生存に有利な冬になり、感染者の規模はいつでも増加する可能性が高い。

過去最多を更新した“第3波”

ここ1週間の新規感染者数は、12月6日615人、12月7日592人、12月8日671人、12月9日680人、12月10日689人と500~600人台で推移していたが、12月11日に950人を記録すると、12月12日1030人と過去最多を更新した。

韓国政府は現在、防疫対策「社会的距離確保」を最も上である第3段階まで引き上げる可能性まで開き、さまざまな対策を模索している。

12月14日に発表された718人の新規感染者の感染経路を見ると、地域発生が682人、海外からの流入が36人。地域発生の感染者は前日(1002人)より320人減った。

感染者が発生した地域は、京畿220人、ソウル217人、仁川36人など、首都圏が473人だった。首都圏以外では、忠清南道が51人で最も多く、次いで慶尚南道26人、光州22人、忠清北道21人、釜山19人、大邱16人、慶尚北道15人、江原14人などが続いた。

韓国の死亡者は587人で、平均致命率は1.35%となった。

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