韓国でも新規感染者が増加傾向…地方や日常空間でもクラスター発生

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日本で新型コロナの“第3波”が懸念されているなか、お隣・韓国でも新型コロナ感染者が増加している。11月13日に発表された前日の新規感染者数は、200人に迫った。

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韓国疾病管理庁によると、11月13日0時基準の新型コロナ新規感染者数は191人で、累計感染者数は2万8133人となった。新規感染者数は首都圏の教会で次々とクラスターが起きた9月4日(198人)と、ほぼ同数だ。

新規感染者のうち、国内の発生が162人、海外からの流入は29人と集計された。地域別ではソウル74人、京畿47人、江原23人などが上位だった。首都圏だけで113人が感染しており、首都圏の新規感染者が3桁に上るのは10月23日以来だ。

日常空間でも集団感染

韓国の新規感染者数は、11月7日143人、11月8日126人、11月9日100人、11月10日146人、11月11日143人、11月12日191人と高い水準で推移している。

韓国で感染が拡大傾向にあるのは、新型コロナの影響を受けやすい老人ホームや介護施設だけでなく、職場、学校、駅、カフェ、家族・知人の集まりなどの日常空間でも集団感染が発生したためだ。

特に、これまでは新規感染者のほとんどが首都圏で発生していたが、現在は江原、忠清南道、全羅南道などでも感染者が多く発見されている。

防疫当局は新型コロナの韓国発生から300日を迎える前日の時点で、再び感染が拡大される兆しを注視し、防疫対策を引き上げることも踏まえて対策に苦心している。

死亡者は前日より1人増えて、計488人となった。致命率は1.73%だ。

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