韓国で今年1~7月の結婚が激減…「コロナの影響は一定部分」も過去最少件数に

2020年09月23日 社会
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韓国では今年1~7月の婚姻件数が、激減していたことがわかった。

新型コロナウイルスがソウルなど首都圏を中心に感染拡大したことで、韓国政府は現在、屋内50人以上、屋外100人以上の集まりやイベントに対して集合禁止措置を行っている。そのため結婚式をはじめ、葬式、同好会、ワークショップ、展示会、博覧会、説明会、公聴会などが縮小開催されている。

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韓国統計庁は9月23日、婚姻件数などの内容を盛り込んだ「7月の人口動向」を発表した。

「婚姻は減り続けている」

今年1~7月の累積婚姻件数は12万6367件だった。これは1981年の統計作成以来、1~7月の最少件数だった。昨年の同期間より9.3%も減少した。7月の1カ月間に申告された婚姻件数は1万7080件で、1年前より10.9%(2098件)減少した。

婚姻件数の前年比の減少率は、新型コロナが感染拡大した4月(21.8%)と5月(21.3%)に20%減を超え、6月(4.2%)は一時低下したが、7月に再び二桁に増加した。

結婚式を行う場合、手の消毒剤の設置、発熱チェック、招待客および従事者のマスク着用、出席者名簿の作成、参加者間の1m以上のソーシャルディスタンス確保などの条件があり、結婚を先送りにした人も多いと思われる。

韓国統計庁キム・スヨン人口動向課長は、「主に婚姻する年齢層といえる30代女性の人口が減少し続けながら、婚姻は減り続けている」とし、「新型コロナの影響による結婚式延期も一定部分、婚姻の減少に影響を与えているようだ」と明らかにした。

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