韓国の新型コロナウイルス新規感染者数が、197人と報告された。
韓国中央防疫対策本部は8月17日0時基準、韓国内の新型コロナの新規感染者数が197人増え、累計感染者数が1万5515人になったと発表した。
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新規感染者の感染経路を見ると、地域の発生が188人、海外からの流入が9人だ。
地域別に見ると、188人中ソウル89人、京畿67人となっており、2つの地域で156人も発生している。
感染から回復した新規隔離解除者数は7人で、計1万3917人(89.70%)が隔離解除されており、現在は1293人が隔離している。重症患者は13人で、死亡者数は0人。死亡者数は計305人(致死率1.97%)だ。
登録された信徒数が56万人で、世界最大の改新教会である汝矣島(ヨウィド)純福音教会でも新型コロナが感染拡大し、防疫当局が緊張している。信徒から感染者が多数発生し、その多くは聖歌隊隊員であることがわかった。
韓国における新規感染者数は、8月7日43人、8月8日36人、8月9日28人、8月10日34人と推移していたが、8月11日54人、8月12日56人と50人台に増加すると、8月13日には103人、8月14日には166人と急増した。
さらに8月15日には279人を記録。3月8日(367人)以降、5カ月ぶりに最も多い数字となった。これは韓国政府の「社会的距離を置く対策」第3段階に転換するための基準としている1つ、「一日の感染者数(地域発生)100~200人以上」に該当する水準で、状況は深刻だ。
8月15日に続き、8月16日も197人の新規感染者が発生した韓国。同時多発的な感染拡大が懸念されている。
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