韓国で新型コロナウイルスの新規感染者数が2日連続で急増し、約2カ月ぶりに70人台後半を記録した。
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京畿道・富川(プチョン)のクーパン物流センターで集団感染が発生し、直接的な影響を及ぼした。
特にソウル松坡(ソンパ)の物流センターと、1600人が勤務する京畿道・富川の大型コールセンターでも感染者が報告されるなど、物流センター発の感染が周囲に急速に広がり、新規感染者数はしばらく増加する可能性が高い。
韓国中央防疫対策本部は、5月28日0時基準で新規感染者数が79人増え、累計感染者数が1万1344人になったと発表した。新規感染者数が70人台を記録したのは、4月5日(81人)以来、53日ぶりだ。
地域別ではソウル24人、仁川(インチョン)22人、京畿21人など、67人が首都圏から報告された。このほか大邱(テグ)で2人、釜山(プサン)、忠清南道、慶尚北道で各1人追加された。
韓国の新規感染者数は、5月22日20人、5月23日23人、5月24日25人など3日間は20人台で推移し、5月25日16人と5月26日19人と10人台に減少していた。
しかし5月27日にクーパン物流センター勤務者を中心に新規感染者が増加して、40人に。それから一日が過ぎた5月28日には79人へと倍増した。
5月28日午前まで、クーパン物流センターと関連した感染者は計69人と確認された。
死者数は変わらず、計269人を維持した。
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