5月27日、韓国で新型コロナウイルスの新規感染者数が計40人と集計された。
新規感染者数が40人台を記録したのは、4月8日(53人)以来49日ぶりだ。死亡者は報告されず、計269人のままだった。
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ソウル梨泰院(イテウォン)のクラブ発の新型コロナが、全国各地の学校、カラオケ、PC部屋、居酒屋、飲食店、物流センターなどに感染拡大した結果と見られている。
各学校や幼稚園でも感染者が報告されており、本格的に始まる登校をきっかけに、さらなる感染拡大が懸念されている。
韓国中央防疫対策本部は5月27日0時基準、新規感染者数が40人増え、累計感染者数が1万1265人になったことを発表した。
新規感染者の40人のうち、37人は韓国の地域社会で発生しており、3人は海外からの流入者だった。地域別ではソウル19人、仁川(インチョン)11人、京畿(キョンギ)6人など首都圏から36人が報告された。
新規感染者数は5月22日20人、5月23日23人、5月24日25人など3日間は20人台で推移し、5月25日16人と5月26日19人と10人台に減少していた。しかし前日、京畿・富川(プチョン)の物流センター勤務者を中心に感染者が追加され、梨泰院クラブ発の“n次感染”も続き、大幅に増加した。
防疫当局は現在、物流センターの集団感染と梨泰院クラブとの関連性を調査中だ。
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