ソウル梨泰院(イテウォン)のクラブと関連した新型コロナウイルス感染症の検査を受けた人数と感染確定者の数が、5月16日時点で4万6000人・161人となったことが明らかになった。
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中央事故収拾本部のソン・ヨンレ戦略企画班長兼広報管理班長は5月16日、政府の世宗(セジョン)庁舎で開かれた定例ブリーフィングで「現在、今回の事例と関連して診断検査を受けた人は計4万6000人に上る」と述べた。
「匿名検査を導入した後、検査を受ける人が多く増加した」と説明した。
ソン班長は「梨泰院クラブ発の集団感染が地域社会の多様な施設に拡大しているが、診断検査を大幅に拡大したにもかかわらず、一日発生する患者数は30人以内」とし、「急激な地域内の拡散推移は現れていない」と診断した。
続いて「防疫当局は診断検査インフラを拡大し、感染確定者の動線公開ガイドラインを改正して訪問した施設と個人を特定しにくく改善した」とし、「この前の連休に梨泰院一帯の遊興施設を訪問した方の中で、まだ検査を受けていない方がいたら身分露出に対する危険がないので、今からでも検査を受けてほしい」と話した。
政府は遊興施設に対する深夜特別点検も続けている。クラブやキャバクラなど、計1万928カ所に対し、自治体や警察など254の特別点検団が合同点検を行い、22件の行政指導を行った。
現在、集合禁止命令を発動した15の市と道(日本の県に相当)では、これに違反した20店舗を摘発し、告発措置を取っている。
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