「日本は“とらぬ狸の皮算用”ばかり」と韓国紙。朝日新聞の検査キット関連報道に違和感

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新型コロナウイルスの感染拡大で国家的な危機に陥った日本が、韓国産のPCR検査キットに関して連日、“とらぬ狸の皮算用”をしている。

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一度も正式に日本に韓国産の検査キットを支援するとしたことはないにもかかわらず、「日本の検査水準の精度があるかを確認しなければならない」などと、とんでもない発言が飛び出ている。

『朝日新聞』は4月28日、韓国からのPCR検査キットが支援された場合、日本国内で使用するためには国立感染症研究所の性能評価が必要であるという厚生労働省の立場を伝えた。

韓国の検査キットについて具体的に把握していない状況であり、自国で実施するPCR検査と同等レベルの精度があることが確認できなければ、使用することができないというのが日本政府の見解ということだ。

仁川国際空港で行われている検査

また『朝日新聞』は、PCR検査に使用される試薬などは一部メーカーの物量が不足しているが、日本当局は全体的には不足状況になると予想していないと付け加えた。

日本は要請せず、韓国も検討せず

ただ日本政府は新型コロナと関連して韓国に正式に支援を要請しておらず、韓国政府も支援を検討していないことが知られている。

しかし『朝日新聞』は、韓国政府が検査キットを日本に支援することを検討しているという韓国政府高官の発言を引用して報じた。

これに対して日韓関係筋は、「日本政府が韓国に新型コロナと関連した公式支援を要請したことはなく、韓国政府も支援を前提とした検討をしていない」と説明している。

日本は4月27日0時現在、累計感染者数が1万3232人、死亡者数が351人となった。

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