オ・ゴドン釜山(プサン)市長がセクハラで辞任し、衝撃が広がっている。
オ市長は4月23日11時、記者会見を開き、自ら市長職から辞任すると発表した。
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彼は「恐れ多い言葉を申し上げる。最近、ある女性公務員を5分間面談する過程で、不必要な身体接触があり、強制わいせつだった。頭を下げて謝罪申し上げる」と、理由を明らかにした。
オ市長は自分のセクハラが許されない行為であることを認知しているとし、今後、残りの人生を謝罪し、懺悔しながら生きると心境を述べた。
先立ってオ市長は、市長執務室で20代の女性職員と面談しながら、彼女の身体に接触していたことがわかった。被害女性はその事実を釜山性暴力相談所に申告し、相談所はオ市長に辞任を要求した。
釜山性暴力相談所は4月23日の声明で「被害者を通じて今回の性暴力事件に触れ、衝撃を禁じえなかった。性暴力は個人の逸脱ではなく、彼が所属する共同体が一緒に責任を負うべき問題だ。釜山という地域共同体の文化が男性中心的であり、男女平等ではない。これを放置した釜山市は責任を負わなければならない」と述べた。
オ市長は4月15日に行われた韓国総選挙の前日に有給を申請し、選挙当日も非公開投票を行った。その後も釜山市庁に出勤したが、対外活動を行っていなかったため、健康不安説が出ていた。
オ市長は、2018年6月13日の全国同時地方選挙で共に民主党として初の釜山市長となったが、最も短い任期で辞任することとなった。
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