他の投票所で投票をすると意地を張ったり、投票用紙を破ったりした男たちが逮捕された。
韓国の第21代国会議員選挙日の4月15日、投票所で2人が現行犯で逮捕され、取り調べを受けている。
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ソウルの恵化(ヘファ)警察署は公職選挙法違反の疑いでA氏(49歳)を逮捕し、取り調べていると発表した。
A氏は同日午前9時30分頃、ソウル鍾路(チョンノ)区の昌信(チャンシン)3洞の住民センターに設けられた投票所で、「政党投票用紙に記票を間違えた」と言いながら投票用紙を破った容疑を受けている。
公職選挙法第244条によると、投票用紙を毀損すれば、1年以上10年以下の懲役または500万ウォン(約50万円)以上3000万ウォン(約30万円)以下の罰金に処することになっている。
住民センター側の通報を受けて出動した警察は、A氏が身分確認と任意同行の要求に協力しなかったため、現行犯逮捕した。A氏は警察の調査で「記票を誤って怒りを抑えられず、投票用紙を破った」と供述したという。
一方、ソウル鍾岩(チョンアム)警察署は同日午前7時50分ごろ、城北(ソンブク)区鍾岩洞(チョンアムドン)の住民センター投票所で騒ぎを起こした疑いで、Y氏(61歳)を現行犯逮捕し、取り調べている。
城北区の住民であるY氏は、酒に酔ったまま、指定された投票所ではない別の投票所に行って「投票させてほしい」と騒いだことが調査でわかった。
警察関係者は「Yらを相手に詳しい経緯を調べている」と述べた。
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