“10歳のナッツ姫”の暴言が波紋…韓国で批判の声が高まり、国民請願まで

2018年11月27日 社会 #財閥問題
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韓国の大手新聞『朝鮮日報』オーナー一家の小学生の孫娘が、運転手に暴言を吐いた音声が公開され、社会的な波紋が広がっている。

韓国メディア『メディアオヌル』は去る11月22日、TV朝鮮のパン・ジョンオ代表の小学生の娘が運転手のキムさん(57)に暴言を吐いたと報道。パン・ジョンオ代表は、朝鮮日報パン・サンフン社長の次男にあたる。

キムさんは、朝鮮日報の孫娘が家と学校、塾を行き来する車の中で自分に対して吐いた暴言を録音し、音声ファイルを公開して波紋を起こした。

【詳細】“小さなナッツ姫”か!? 韓国財閥の10歳孫娘の暴言とは

公開された音声ファイルには、「私は今日、お母さんに本当に話をするつもり。話して、おじさんをクビにする」「あなたのお母さんやお父さんがお前の教育を上手くできず、おかしかったんだよ。金もなくて貧しくて」などの暴言が収録されていた。

キムさんは採用されてから3カ月で、解雇された。

娘の父親であるパン代表側は、「未成年者の子供の声を公開し、怪物として追い込むのは、あまりにひどい報道だと思う。プライバシーの侵害など法的な対応も検討中だ」と伝えた。

これを受けて韓国のネットユーザーたちは、「話にならない」「両親は子供の鏡だ」「100回謝罪しても足らない」などと激怒。「どのように教育すれば子供があんな暴言を吐けるのか。驚くべきこと」「小学生の発言とは信じられない」などの反応を見せている。

(写真=MBC)

韓国では批判の声が高まり、朝鮮日報を厳重に処罰してくれという国民請願まで登場している。

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