選挙活動中の野党議員が「性売買・飲酒運転・兵役不正」の放蕩息子のせいで窮地に

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2017年に未成年者を相手に性売買を試みた事実が明らかになった際には「息子をまともに教育することができなかった。ひざまずいて許しを請う」と謝罪し、2019年9月に飲酒運転を起こした際には「国民の皆様にご心配をおかけして深くお詫びする。父として名状し難い惨憺たる心情」と重ねて謝罪した。

総選挙を半月後に控えて飛び出した息子の兵役問題については、「知らない」で一貫しているが、世論は黙っていないだろう。

しかも選挙運動が佳境となる4月9日には、息子ノエルが飲酒運転を図った友人たちとともに関連初裁判に乗り出すことになる。

ノエルは昨年9月7日未明、ソウル麻浦区(マポグ)の道路で、酒に酔って車を運転し、オートバイと衝突する事故を起こした。当時、ノエルの血中アルコール濃度は免許取り消し水準の0.08%以上だったという。

事故直後、ノエルは知人に自分が運転したと虚偽の供述を頼む一方、軽傷を負ったオートバイ運転手に「自分の父は国会議員だ。1000万ウォン(約100万円)を渡すから示談にしよう」と試みたという。

検察は、ノエルの代わりに運転したと主張したA氏を犯人逃避、保険詐欺防止特別法違反の疑いで在宅起訴しており、事故当時ノエルの同乗者だったB氏も飲酒運転ほう助、犯人逃避ほう助の疑いで裁判にかけた。

ノエルも危険運転致傷、道路交通法違反(飲酒運転)、犯人逃避、保険詐欺防止特別法違反の疑いなどで在宅起訴されている。

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