韓国の「国民請願」というサービスをご存知だろうか。
韓国大統領府のホームページに設置されており、韓国国民がオンラインで韓国政府に希望を申し出ることができるサービスのことだ。
1件の請願に対して30日間に20万人以上の署名が集まった場合は、長官や首席秘書官を含む政府関係者が正式に回答を示すことになっている。
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この国民請願に史上最高200万人を超える署名が集まっている「テレグラムn番の部屋」運営者チョ氏の身元公開審議委員会が、3月24日に開かれる予定だ。
未成年者を脅迫し、性的搾取の映像を撮影して数億ウォン（数千万円）の利益を得ていた「n番の部屋」の運営者チョ容疑者が拘束され、チョ容疑者はもちろん、性的搾取の映像を流通し、観覧してきた利用者に対する社会的な怒りがエスカレートしている。
KBSは3月22日、「ソウル地方警察庁が24日に“身元情報公開審議委員会”を開く予定だ。委員会は警察内部委員3人と外部委員4人、計7人で構成される」と報じた。
警察がチョ容疑者の身元を公開することを決めれば、性的暴力処罰に関する特例法第25条で身元が公開される最初の事例となる。
該当条項を見ると、検事と司法警察官は被疑者が罪を犯したと断定するに値する十分な証拠があり、国民の知る権利の保障と被疑者の再犯防止及び犯罪予防など、公共の利益のために必要な場合は顔、氏名、年齢などの情報を公開することができる。
3月18日に大統領府の国民請願サイトに掲載された「テレグラムn番の部屋容疑者の身元公開及びフォトライン（取材エリア）を設定してください」という請願には、3月22日午後10時現在、計203万人が参加。国民請願の中で過去最多の署名を得た請願となった。
この請願者は「幼い生徒たちを地獄に追い込んだ加害者をフォトラインに立たせてください。絶対に帽子やマスクで顔を隠さないでください。同時接続なら25万人が、幼い生徒の性器に幼虫を入れる映像を150万ウォン（約15まんえん）も出して観戦する韓国の男たちの歪んだ性観念に警鐘を鳴らしてください」と話した。
また「被害者を脅して家族の前で類似性行為をさせるなんて、これが悪魔でなければ何が悪魔ですか？ 必ずフォトラインに立たなければなりません。素顔のままで!! 他人の羞恥心を軽く考える者にとって、人権という言葉は贅沢です。いつまで黙っていればいいのですか。 こんな国で娘を育てろというのは話にならない」とし、厳しい罰則を求めている。
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