BTSの所属事務所が一連の騒動について公式謝罪。「成熟な対処」の声

2018年11月14日 話題
このエントリーをはてなブックマークに追加

「Big HItエンターテイメントはBTSをはじめ、所属するすべてのアーティストの活動において、ナチスを含むすべての全体主義、極端的な政治性向を帯びたすべての団体や組織を支持せず、これに反対する」としたあとで、「そのような団体との連携により、過去の歴史によって被害に遭われた方々に傷を与える意図はまったくなかった」

昨年に出演したソ・テジの公演で、ナチスのマークを連想させる旗を振るパフォーマンスをしたことについては、ソ・テジが25周年コンサートで披露した曲『教室イデア』を象徴するもので、ナチスのマークとは異なることを明らかにした。

最後に「多様な社会・歴史・文化的背景への理解を基盤に、Big Hitエンターテインメントおよび所属アーティストたちの活動の詳細な部分まで丁寧にチェックし、私たちによって心の傷を受ける方々が出ないように、より注意を傾けていきます」と、もう一度頭を下げた。

このように、BTSとBig Hitエンターテインメントは、すべての議論を自分たちの不注意によるものとし、それによって傷を受けたであろう人々に謝罪の意を伝えた。

特に、韓国語、英語、日本語の3カ国語で掲載することで、意訳による憶測が出ないようにしている。

“グローバルグループ”であるBTSが持つ影響力は、とても大きい。そして、その影響力と同じくらい重要なのが、それに伴う責任感だ。

今回の議論を巡ってBTSと所属事務所が見せた成熟した取り組みが、ふたたび世界でBTSの価値を高める契機になると思われる。

前へ

2 / 2

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集