BTSがデビュー初の“長期休暇”突入。K-POP業界に「新鮮な刺激」与えた理由は

2019年08月14日 K-POP #BTS
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K-POPグループBTSが、デビュー初の「長期休暇」に突入した。

休暇前最後の公式スケジュールは、8月11日に出演した「ロッテ免税店ファミリーコンサート」のステージだったという。

所属事務所Big Hitエンターテインメントによると、「今回の長期休暇は、デビュー以来休まず走ってきたBTSがミュージシャンとして、そしてクリエーターとして新しい姿を披露するためのリフレッシュの時間となる。短い間だが、平凡な20代の青年として何気ない日常を楽しむ時間でもある」とのこと。

【全文】BTS、デビュー初の“長期休暇”へ。「20代の青年として日常を楽しめるように」

いつ復帰するかは明らかになっていないが、休暇期間は1カ月以上になる見込みだ。

BTSの次の公式スケジュールは10月11日にサウジアラビアで開催されるコンサートで、同月26~27日には韓国ソウルオリンピック主競技場にてコンサートを開催する予定となっている。

このようなBTSの長期休暇について、K-POP関係者はこう語る。

「実はどのグループでもプロモーション活動後は1週間ほどの短い休息がある。しかしBTSのように長期休暇を宣言するのは、音源時代に入ってからは初めてだ。所属事務所とメンバーたちが前もって計画していたに違いない。BTSは韓国だけでなく世界からオファーを受けるグループ。休暇の日程を決めてからスケジュールを調整していかないと、長期間休暇を取ること自体不可能だ」

90年代には、アイドルグループが活動後に数カ月間の休息期を設けるのが一般的あった。しかし、2000年にCDではなく、音源の時代に突入してから、“休息”という言葉が意味を失いつつある。

(写真提供=Big Hitエンターテインメント)

他の関係者も言う。

「90年代には、年に1~2枚のアルバムを出せば、活動が可能だった。アルバムが1年中売れ続けたから。音源時代になってからは、トップ歌手の場合も年に3~4回カムバックするのは一般的になった。しかも、トップクラスのアーティストは海外からも需要があるので、できる限り休みを取らず、スケジュールをこなすしかない」

続けて「休まずに活動していると燃え尽き症候群になる可能性もあるし、疲労が溜まると活動やファンにネガティブな影響が及ぶかもしれない。最近は精神的・心理的にパニック障害やうつ病を患う芸能人も多いので、リフレッシュの時間がしっかり与えられれば、活動にも力が入るはず」とし、「トップクラスのBTSがより前に進むためにしばらく立ち止まる姿を見せるのは、他のグループにも新鮮な刺激となるはず」と、語った。

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