事務所が無断で権利を売り渡した? 元Wanna Oneカン・ダニエルが本格的に法廷争いか

2019年03月26日 話題 #Wanna One
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カン・ダニエルと所属事務所LMエンターテインメント(以下、LM)が、本格的な法廷争いに乗り出す勢いだ。

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カン・ダニエルの法定代理人を務める韓国の法律法人(有)ユルチョン(以下、ユルチョン)は3月21日、LMを相手にソウル中央地方裁判所に「専属契約硬直停止仮処分申請」を行った。これに対してLM側は3月26日に法務法人(有)チピョンを通じてカン・ダニエル側の主張に反駁し、法廷争いを予告した。

今回の紛争の焦点となるのは、“LMがカン・ダニエルの事前同意なしに、専属契約上の各種権利を第3者に売り渡したのか否か”だとされ、世間からはさまざまな憶測が飛び交っている。

カン・ダニエルとLMエンターテインメントの交渉から決裂まで

カン・ダニエルは去る2月1日、LM側に契約内容の変更を要求する内容証明を送った。

これには、同月28日までに契約上の修正及びそれに関する協議が行われない場合、契約解除とみなすという内容が記載されていた。「カン・ダニエルはLMと専属契約を交わしたが、LM側の契約違反の事実を知って契約解除を要請した」というのが、カン・ダニエル側の言い分だ。

LM側は、この主張に対して以下のように反論している。

「(カン・ダニエルと交わした)専属契約は、公正取引委員会が提供する標準専属契約書をそのまま使用した正常な契約だ。LMエンターテインメントは契約金支給などの義務を果たしている。にも関わらず、カン・ダニエル側からは専属契約期間に入る前に代理人ソル氏を通じて“契約が不合理だ”という漠然とした内容の通知書が届き、具体的な要求もなしに契約の変更が求められた。

さらに、仲裁人を名乗るウォン会長という人物とは4度にわたって協議を行ったが、結局何人かの弁護士を通じて“契約金が払われなかった”といった虚偽の事実が含まれた解約通知が送られてきた」

LMエンターテインメントは本当に“各種権利”を売り渡したのか?

まさにこの部分こそが、カン・ダニエル側が専属契約効力停止仮処分申請に至った核心に迫る点だ。

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