飲酒運転で摘発された韓国の人気俳優、クォン・サンウ主演ドラマから降板…今後の展開が不安

2020年12月12日 話題
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最悪の結果だ。飲酒運転で物議を醸した俳優ペ・ソンウが、放送中のドラマ『飛べ小川の竜』(原題)から降板する。

人気俳優として順調に疾走してきた彼にとって、大きな汚点だ。

【注目】ペ・ソンウに「降板しろ」非難続々

12月11日、『飛べ小川の竜』側は、「主演俳優の飲酒運転のニュースに接し、制作会社とテレビ局(SBS)は最善の収束のための議論を重ねた」とし、「協議した内容の結論は、その俳優の降板は避けられないということ」と伝えた。

また「ペ・ソンウ氏は、これ以上は撮影に臨まないことになり、以降のドラマの展開は現在議論中だ。第12話の放送後、3週間の調整時間を持って新年から放送を再開する予定であり、すでに撮影を終えた第16話までは、その俳優の出演分量を最大限に編集して放送する。第17話から第20話(最終回)まで、その俳優の出演なく撮影を行う」と明らかにした。

軽率な行動が最悪の事態に

先立って12月10日、ペ・ソンウが11月に飲酒運転で摘発されたという事実が一歩遅れて明らかとなり、非難が殺到した。クォン・サンウ主演のドラマ『飛べ小川の竜』で、正義を貫く記者の役を担っているだけに、ドラマから降板してくれとの抗議まで殺到した。

ペ・ソンウ

最終的に制作スタッフは、ペ・ソンウに対する世論などを考慮して、今回の決定を下したものと解釈される。

これまでも少なからぬ韓国芸能人が飲酒運転で物議を醸し、イメージを悪化してきたが、それにもかかわらず同じようなことが繰り返されている。短絡的な思考が原因か、ペ・ソンウも飲酒運転騒動を起こし、自らの演技人生の汚点を作った。

その余波はドラマ制作陣にも広がり、ペ・ソンウは“厄介者”に転落した。

『飛べ小川の竜』はペ・ソンウの降板で、本来の計画が崩れ、3週間の再調整に集中しなければならない。ここまでの展開の流れが途切れる副作用は免れないが、制作陣としては最善策を選んだといえるかもしれない。

また放送を楽しみに待っていた視聴者にとっても、残念な状況が生じた。ペ・ソンウの軽率な行動が最悪の結果を招いてしまった。

なお『飛べ小川の竜』は11月12日22時、第12話が放送される。

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