俳優ペ・ソンウが飲酒運転の容疑で立件され、彼の誤った行動を非難する声が高まっている。ついには、クォン・サンウ主演のドラマ『飛べ小川の竜』(原題、SBS)から降板してほしいという声明文まで登場した。
12月10日、とあるオンラインコミュニティに“『飛べ小川の竜』視聴者一同”として公開された声明文には、「ペ・ソンウが演じる劇中のパク・サムスは幼い頃に貧乏で、家庭内暴力の被害者だった。精神的なトラウマを経験しただけに、苦境に立たされた社会的弱者の痛みを理解し、その痛みをなくすために不合理な世の中に対抗する正義の記者」と書かれ、「ペ・ソンウが飲酒運転を認めたことで、ドラマへの没入を阻害することは間違いなく、パク・サムスの役を任せるのはあまりに不適切であるため、一日でも早く降板することが望ましい」との声が上がった。
声明文の最後には、ペ・ソンウが出演を強行すれば、ボイコットするとのメッセージも込められている。
その声明文が多くの視聴者の声を代弁したものと断定することはできない。しかしペ・ソンウがこれまで“信じて見られる俳優”としてイメージを固めてきただけに、大きな失望感を抱く人が少なくないのは事実だ。声明文が注目されている理由でもある。
先立って12月10日午前、ペ・ソンウが11月に道路交通法違反(飲酒運転)の疑いで立件された事実が明らかになった。当時の血中アルコール濃度は免許取り消しレベルで、彼のキャリアに傷がついた。
所属事務所アーティストカンパニー側は「弁解の余地なく、責任を深く痛感する」と、ペ・ソンウが飲酒運転で摘発されたことを認めた。これによって、現在放送中で、まだ撮影が残っているドラマ『飛べ小川の竜』も非常事態となり、今後のスケジュール調整が不可避となった。
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