東京五輪・パラリンピック組織委員会(以下、JOC)の公式サイト内の日本地図に「独島」(竹島の韓国呼称)が表記されていることについて、大韓体育会が公式抗議文を送付したことが分かった。
大韓体育会の関係者は8月7日、「先月、まずJOC側に抗議し、そのあと国際オリンピック委員会(以下、IOC)にも問題を訂正してほしいという内容の抗議文を送った」と明らかにした。
JOCの公式サイト内「オリンピック聖火リレールート情報」ページには、日本全国の地図に独島と推定される小さな点が描かれている。地名は書かれていないが、島根県隠岐郡の北の方に位置した点は日本が領有権を主張する竹島の位置と重なるとのことだ。
2018年平昌五輪では政治的な理由によるIOC側の不承認のため、韓国と北朝鮮の合同チームが独島抜きの「統一旗」を使用。2018年アジア競技大会のときも韓国はアジアオリンピック評議会(OCA)の奨めによって独島抜きの統一旗を使用した。
大韓体育会は、8月20日から東京で行われる東京五輪選手団長会議に出席し、この問題について公式に抗議する方針だ。
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