キ・ソンヨン(ニューカッスル)ともに2010年代に韓国サッカーをリードしてきたMFク・ジャチョルを選出したのが代表的だ。
ク・ジャチョルはロシア・ワールドカップ後、代表引退をほのめかしていた。
今年9~10月には、コンディションの不調と負傷などで代表チームから外れ、11月のオーストラリア遠征ではオーストラリア戦の前半終了直前に負傷し交代し、翌日にドイツへ戻った。
アウクスブルクでは12月19日に今季2得点目を決め、12km近く走るなど、コンディションの良さも示している。
代表チームではこれといったプレーを見せられなかったることができなかったが、ベント監督はク・ジャチョルがチームに何か力を与えると信じて招集した。
ベント監督は、「ク・ジャチョルは我々がよく知っている選手だ。彼の能力と経験が代表チームに役立つと考えた」と述べた。
11日から蔚山で行われた国内組中心の合宿で若い選手がテストを受けたが、チームに残ったのは、アジア大会金メダル組のナ・サンホ(光州FC)しかいなかったのも、ク・ジャチョルの抜擢と同じ文脈で理解することができる。
最も競争が激しかった左サイドバックは、パク・チュホが脱落し、ホン・チョル(水原三星)とキム・ジンス(全北現代)が選ばれた。
キム・ジンスは今年3月、北アイルランド戦で負傷して以後、Aマッチには出場していない。ベント監督は蔚山合宿に彼を招集し、パク・チュホの代わりに最終メンバーに選出した。
一緒に過ごした時間は少ないが、Kリーグの全北現代の試合などを通じて検証された。
ベント監督は、「ホン・チョルは攻撃に長所があり、キム・ジンスは守備が良い。チェックしてきた選手だ」とした。
結局、今年10月16日のパナマ戦でAマッチでデビューゴールを決めたパク・チュホは外された。